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知らなければ後悔する 「カラーダイヤモンドの価値」その1

公開日: : 最終更新日:2016/06/15 ダイヤモンドの基礎知識

ダイヤモンドといっても、いろいろな価値の違いがあります。
特にカラーダイヤモンドは、その稀少価値に驚きを隠せません。そのため、高額な取り引きの中心になる場合も珍しい現象ではありません。

 

ここでのポイントは…

無色が最も価値が高いとは限らない

ということです。

カラーダイヤモンドの種類について

  1. ピンクダイヤ
  2. レッドダイヤ
  3. オレンジダイヤ
  4. イエローダイヤ
  5. グリーンダイヤ
  6. ブルーダイヤ
  7. バイオレットダイヤ
  8. パープルダイヤ
  9. ブラウンダイヤ
  10. ホワイトダイヤ
  11. グレーダイヤ
  12. ブラックダイヤ
  13. カメレオンダイヤ
  14. バイカラーダイヤ
  15. レアーダイヤ

No.1 ピンクダイヤモンド
●ブルーダイヤモンド同様の評価を受けるのが、「ピンクダイヤモンド」です。1カラット以上の大粒の天然のピンクダイヤモンドは、世界中、年間で数十個、2~3カラットクラスになると数個しか採掘されないといわれています。
●産出量の少なさと、世界的な人気の高まりから、今後しばらくの間は高値で推移することは、まず、間違いないと思います。(2000年~2007年、ほぼ毎年値上がりしていました。予想を上回る率です。)

色鮮やかで状態も最高級のピンクダイヤモンド(59・60カラット)が13日、スイスのジュネーブで競売に掛けられ、約7630万スイスフラン(約83億円)で落札された。競売大手サザビーズによると、ダイヤとしては過去最高額。

No.2 レッドダイヤモンド
●レッドダイヤモンドも存在すら知らない人がほとんどの『レア中のレア』ダイヤです。
●ピンクが濃くなって「レッド」と評価される特殊なカラーです。レッドそのものの色が存在しているというわけではありません。
●GIAの評価基準では、「Fancy Red」、「Fancy Purplish Red」「Fancy Orangy Red」の3種類が基本としてあります。
●とにかく産出量が少ないピンクの中からさらに選別されるカラーですので、ほとんど存在しません。
●価格は一概には言えませんが、1ctクラスで綺麗なものですと、東京都心の超高級マンションが買えるほどの価値があるようです。
1987年のオークションで『ハンコック・レッド・ダイヤモンド ( Hancock Red Diamond ) 』 と呼ばれる 『Fancy Purplish Red、 0.95ct、 ラウンドブリリアントカット(鑑定機関:GIA)』がUS$880,000-で落札されています。25年前でこの価格でした。

No.3 オレンジダイヤモンド
●オレンジダイヤモンドも非常に稀少です。
●目が覚めるような鮮やかなオレンジ色のダイヤモンドは、『パンプキンダイヤモンド』と呼ばれることがあります。

●イエロー系~ブラウン系まで色々な表情を見せてくれ、『コニャックダイヤモンド』、『シャンパンダイヤモンド』、『ダージリンダイヤモンド』、『マンダリンダイヤモンド』などと親しみをこめて呼ばれることもあります。
14・82カラットのオレンジダイヤモンドがジュネーブで12日、競売大手クリスティーズのオークションにかけられ、3550万ドル(約35億円)で落札された。AP通信が報じた。

No.4 イエローダイヤモンド
●比較的数量の多いのは、「ブラウンダイヤモンド」や「イエローダイヤモンド」ですね。
●厳密な基準ですと、「Fancy ○○ Yellow」や「Fancy ○○ Brown」は、カラーダイヤモンドとしてのイエローダイヤモンドやブラウンダイヤモンドです。
●間違いやすいカラーとして、「Fancy」の付かない「Under N (Very Light Brown)」や「Under S (Light Yellow)」等は、カラーダイヤモンドの範囲ではなく、あくまで「D」~「Z」までの基準による通常のダイヤモンドとなります。
●「ブラウンダイヤモンドとイエローダイヤモンド」以外のカラーダイヤ、つまりピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンド等は「Faint」や「Very Light」等でも「カラーダイヤモンド」としての区分けになります。
●例えば、「Very Light Pinkish Brown」はカラーダイヤモンドで、「Very Light Yellowish Brown」はカラーダイヤモンドではなく「D~Z」の通常のダイヤモンドとなります。
●以前は、ブラウンダイヤモンドやイエローダイヤモンドは「ダイヤじゃない」みたいに言われ、価値が低く見られ、扱われていました。
●しかし、「カナリーダイヤモンド」と言われる最高級のイエローダイヤモンドは、無色透明のダイヤモンドをはるかに凌ぐ評価を得て、価格も飛びぬけています。

No.5 グリーンダイヤモンド
●グリーンダイヤモンドも非常に稀少です。
●色の起源が「天然」か「人為的」なものかの判定が非常に難しい色合いのため、GIAでは30%位は色の起源が判定不能ということで鑑定できないといわれています。
●人気の『アップルグリーンダイヤモンド』は、蛍光の非常に強い、イエロー・グリーン~グリーン・イエローの色調を示すトリートメントダイヤモンドです。
天然でも同じような色調を示すグリーンダイヤモンドもありますが、なかなか見かけないものです。
●黄緑色に見えるダイヤモンドですと、鑑定を取ると「Greenish Yellow」などと最後の色調が「Yellow」のものがあります。こちらは、「イエローダイヤモンド」です。
あくまで「○○ Green」と、最後にGreenの表示がなされているのがグリーンダイヤモンドですので、よく似ていますが、評価・価格が全く違ってきますので注意してください。
知らなければ後悔する「カラーダイヤモンドの価値」  その2へ続く・・・

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